おんつじの資産育成記~投資信託と米国株で楽にお金を育てる

流れに身を任せていたら外資系のIT企業で働いていました。そんな私が投資とか趣味について書き連ねる日記です。インデックス投資と米国株がメインです。

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eMAXIS Slim オール・カントリー以外の投信で分散投資する理由

10月31日にeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が販売されました。11月7日時点の純資産額は1.14億円です。かなりのペースで増えているのではないでしょうか。

ただ、インデックス投信を初めて買う人は何となくこの商品を買う前に、他にも選択肢があることを考えた方がいいと思っています。

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eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は暫く苦戦する?

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を1本買えば、世界中の株式に分散投資できます。

一見、魅力的なフレーズですが、今年は世界中に分散投資してもなかなか利益が上がらないです。

 

■過去1年のインデックスファンド騰落率 2018.11.07時点 

ファンド 3ヶ月 6カ月 1年
楽天・全世界株式 -3.84% 0.00% -1.46%
楽天・全米株式 -2.04% 6.56% 5.88%
eMAXIS Slim先進国株式 -2.95% 2.75% 1.51%
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) -3.45% -5.42% -5.56%
eMAXIS Slim新興国株式 -5.47% -10.49% -10.80%

 この表はインデックス投信の基準価格の過去1年の騰落比率です。

 

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)と同じように世界中に投資する楽天・全米株式は過去1年間でマイナスになっています。

一方で、米国のみに投資する楽天・全米株式は5%以上の増加、日本を除く先進国に投資するeMAXIS Slim先進国株式は1.5%増加しています。

 

楽天・全世界株式が苦戦している理由は、経済絶好調なアメリカの株が出した利益を他国が押し下げてしまうからですね。

上の表で不調な日本の株式が8%、超絶不調な新興国株式が10%近く含まれているので、アメリカの株が利益を上げても相殺されています。

 

このように全世界に投資するインデックスファンドが不振の理由の一つに新興国の不振があります。新興国が不振な理由の一つはアメリカの利上げです。

アメリカが利上げすると、

「わざわざリスクが高い新興国に投資しなくても、アメリカの株や債券買った方が安心だよね」

となって、新興国から資金が引き上げられて通貨安や株安を招きます。

 

アメリカのFRBは今後も金利を段階的に引き上げていく予定なので、もうしばらく新興国が不調な時期が続く可能性はあると思います。

そうなると楽天・全世界株式と投資範囲がほぼ同じの eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)も苦戦する時期が続くかもしれません。

  

利益を体感することは大切だと思う

 「短期的な値動きは関係ない。長期的な視点で利益を目指すことが重要だ!」

 

その考えはごもっともなのですが、初めて投資をする人がその意思を貫き通すのはなかなか難しいのではないかと思ったりします。。

 

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)1本だけに集中投資して、金額がいつまでも上がらなかったら、なんか嫌にならないですかね。

中には

「やっぱり投資なんてリスクを抱えるだけだ」

「いつまでも上がらないし、貯金しておくのと変わらないんじゃ、、、」

と思ってやめてしまう人もいるかもしれません。

 

それを避けるためにも、現時点で利益が出る可能性が高いファンドを一つ買っておいた方がいいと思うんです。

 

例えば、投資するファンドをどれか一つに絞って、こんなふうにマイナスだけの損益を見るより、

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こういうふうに、利益が出ているファンドがあると、損失が出ているファンドがあっても気楽な気分にならないでしょうか。

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トータルの成績は変わらなくても、プラスの数字があるだけで気持ちが違ってくると思うんですよね。私だけかな?

 

だから、私はインデックスファンドをeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)のような全世界型の一つに絞るのではなく、複数のファンドを買って世界中に分散投資した方がいいと思うんです。

 

  • 現時点で調子がいい国に投資するファンドを自分のポートフォリオのコアして、利益を出しやすくする。
  • コアのファンドでカバーできない国に投資するファンドを別に積み立てる

 

こうすれば、利益が出る様子を体験できる可能性が高まりますし、世界中に分散投資もできます。

世界中が不景気な時は全てがマイナスになってしまいますが、全世界型一本に投資するよりは「利益を体感する」可能性が高まると思います。 

 

投資初心者は利益が出るのを見ることで投資の素晴らしさを体感できると思いますし、それが投資を継続するきっかけになるんじゃないかな~。

 

今は米国を中心の組み合わせに。だけど新興国も忘れてはいけない。

 では、どのインデックスファンドを組み合わせればいいのでしょうか。

今はアメリカ経済が強いので、以下のファンドのどれかをコアにすればいいと思います。

  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックスファンド
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド

どちらもアメリカを含む先進国に投資するファンドです。

アメリカが68%を占めているので、アメリカ経済の強さの恩恵を受けながら他の先進国にも分散投資できます。

 

未来に期待して新興国の投資も忘れずに行っておきたいです。

今は不調ですが、将来的に経済の成長率は他の先進国を追い抜く可能性があります。投資しておかないと新興国の株価が上昇したときに後悔するかもしれません。

新興国に投資するファンドとして、ここでは

  • eMAXIS Slim新興国株式インデックスファンド

を選択しておきます。

 

このままだとアメリカの比率が薄まってしまうので、アメリカの比率を底上げするためにアメリカだけに投資するファンドも買っておきたいです。以下のどちらかを選べばいいです。

  • eMAXIS Slim米国株式インデックスファンド
  • 楽天・全米株式インデックスファンド

 

この3種類を組み合わせて自分だけの世界分散ポートフォリオを作りましょう~。

(だんだん、自分の趣味に近くなってきました、、)

 

例えば、毎月5万円積み立てるのであれば、

  • eMAXIS Slim 先進国株式・・・30,000円
  • 楽天・全米株式・・・15,000円
  • eMAXIS Slim新興国株式 ・・・5,000円   

こんな感じで積み立てると

  アメリカ:70%、アメリカ以外の先進国:20%、新興国:10%

の比率で投資ができます。

 

 これなら「eMAXIS Slim 先進国株式」と「楽天・全米株式」で利益を体験できる可能性が高いです。

新興国もeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)と同じ程度の比率で入っています。

暫くはマイナスになるかもしれませんが、損失が大きくなるのが嫌ならいったん積み立てを止めて、値段が上がってきたときに積み立てを再開するでもいいでしょう。

 

全世界型のファンドで積立額を減らすと好調な国への投資金額も減ってしまいますが、ファンドを分けておくことで、調子の悪いファンドだけ積立額を減らせます。

逆に値下がり時をチャンスと捉えて積立額を増やすこともできます。

 

全世界型一本だけ保有するより、自分でダメージをコントロールしやすくなるのもファンドを分けるメリットだと思います。

 

まあ、こういうリバランスを考えるのを省くためにeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)があるんでしょうけどね。

 

ただ、ファンドを分けておくと

 「今は米国強いな~」

 「新興国が持ち直してきたな~」

とか直感的に分かって面白かったりもしますし、先に書いた通り利益を体験できる可能性も少し高まります。

これから全世界型のインデックスファンドで投資を始めようと思っている人にはこういう選択肢もあるってことを知っておいて損はないかなと思います。

 

 

関連記事の紹介です。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に感じるデメリットを書いた記事です。


 私のコアファンドはニッセイ外国株式インデックスファンドです。3年間積み立てています。


 

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