おんつじの資産育成記~投資信託と米国株で楽にお金を育てる

インデックス投資と米国株の記録。流れに身を任せてお金を増やす。

VHT,VDC,VGT,VPU 米国セクター別ETFの最新ポートフォリオと成績は?

【2019.02.17  更新】

米国株を買いたい。でも、何を買ったら良いか分からない。

そんな時はセクター別ETFの上位銘柄から、選んでみるのも良いのではないでしょうか。

 

セクター別ETFは同じ業種の企業の株を、まとめて買えるようにしたETFです。

セクター別ETFの上位を占める銘柄が、その業種の代表的な企業と考えていいでしょう。

 

同じ業種の企業の株ばっかり買っていると、値動きの大きさも同じようになり、弱気相場時に大きく下がったり、上げ相場の時に全く上がらなかったりと、何とも中途半端なポートフォリオになりかねません。

複数のセクターの上位銘柄から選んでおけば、分散効果が得られるのではないでしょうか。

 

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では、各セクターにはどんな企業が含まれるのか。

本当にセクターによって値動きが違うのか。

 

ここではバンガードのセクター別ETFのデータから、各セクターの上位銘柄とパフォーマンスをチェックします。

 

対象は次のセクター別ETFです。

  • VGT(情報技術)
  • VOX(通信サービス)
  • VCR(一般消費財・サービス)
  • VDC(生活必需品)
  • VHT(ヘルスケア)
  • VPU(公益事業)

 

このセクターを選んだ理由は、私の保有株が属しているセクターだからです。

公益セクター以外は日本でも馴染みのある企業が多く含まれているので、これから米国株を始める人にもとっつきやすいはずです。

  

掲載するデータは次の通りです。

  • 代表的な企業を知るための「上位10銘柄」
  • 値動きを確認するための「株価チャート(月足)」
  • 今、どのセクターが強いか知るための「パフォーマンス比較」

 

 

 

VGT  情報技術セクター

情報技術セクターのETF 「VGT」のデータです。 

 

■上位銘柄 (2019.01.31)

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情報技術セクターはAppleマイクロソフトが首位を争います。

 

それ以外で注目は、3位のCisco(シスコシステムズ)

IT業界で働いている人ならお馴染みの、ネットワーク機器の開発会社です。

年が明けてから株価が上昇しており、1月末時点で3位になりました。2月に発表した決算も良い結果で、株価がさらに上がっています。4位のVisaに差を付けるかもしれません。

 

■株価チャート(月足10年)  (2019.02.15)

VGTの月足10年チャートです。

黄色い線は12ヶ月の移動平均線。青は24ヶ月、赤は60ヶ月です。

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VGTは2019年に入ってから大きく上昇しています。

24ヶ月移動平均線で反発して、12ヶ月移動平均線を超えてきました。 

 

VOX コミュニケーション・サービスセクター

コミュニケーション・サービスセクターのETF 「VOX」のデータです。 

 

■上位銘柄 (2019.01.31)

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Google,Facebook,NetflixといったFANG銘柄が含まれるセクターです。

FacebookもNetflixも1月に株価が急上昇しています。

 

ディズニーもこのセクターです。ディズニーはテーマパークだけでなく、メディア事業も大きいですから。

9位のチャーター・コミュニケーションズはケーブルテレビや携帯電話サービスを展開しています。

 

■株価チャート(月足10年)  (2019.02.15)

VOXの月足10年チャートです。

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1月は大きく反発しました。Google、Facebook、Netflixの反発力はすごいですね。

 

このセクターは2018年に銘柄入れ替えがあり、GoogleやFacebook等が組み込まれたので、長期チャートはあてになりませんね。

 

FANGとともに、AT&Tベライゾンといったバリバリのディフェンシブ銘柄が混在する分かりづらいセクターという印象です。

このセクターから銘柄を選ぶ際は、成長を取るのか、安定を取るのかで、どれを選ぶか気を付けたいところです。

 

VCR 一般消費財・サービス セクター

一般消費財・サービスセクターのETF 「VCR」のデータです。

 

■上位銘柄 (2019.01.31)

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 Amazonが圧倒的首位ですね。

2位のホーム・デポは住宅リフォーム関連の小売りチェーン店です。年が明けてからの株価は好調です。

 

他にはマクドナルドナイキスターバックスが上位です。

6位のブッキング・ホールディングスはBooking.comを運営している企業です。

7位のロウズはホームセンターですね。

 

■株価チャート(月足10年)  (2019.02.15)

VCRの月足10年チャートです

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VCRも1月に大きく反発しています。

青色の24ヶ月移動平均線、黄色の12ヶ月移動平均線を突破しました。

VDC 生活必需品セクター

生活必需品セクターのETF 「VDC」のデータです

 

■上位銘柄 (2019.01.31)

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首位はP&Gです。その後をコカ・コーラペプシコのコーラ勢が追いかけます。

メンソールたばこの規制で株価が下落したアルトリアは7位です。

 

8位のモンデリーズは食品・飲料会社です。「トライデント」ガムや「ホールズ」を作っています。

9位のウォルグリーン・ブーツは薬局ですね。

 

■株価チャート(月足10年)  (2019.02.15)

VDCの月足10年チャートです

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生活必需品セクターも1月に反発しています。

長期で見ると、2017年辺りから株価が変わっていないですね。

12ヶ月と24カ月の移動平均線が重なっていることから、値動きが大きくないことが分かります。

 

VHT ヘルスケアセクター

ヘルスケアセクターのETF 「VHT」のデータです。

 

■上位銘柄 (2019.01.31)

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Johnson&Johnsonが首位ですが、ベビーパウダー問題や決算の不調で、比率が下がっています。一時はVHTの10%近くを占めていたのですが。

 

上位の殆どが製薬会社ですが、3位のユナイテッド・ヘルスは医療保険の会社、10位のサーモフィッシャー・サイエンティフィックはバイオテクノロジーの研究機器や試薬を開発する会社です。

 

■株価チャート(月足10年)  (2019.02.15)

VHTの月足10年チャートです。

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VHTは12ヶ月の移動平均線を超えてきました。

情報技術セクター同様、株価の復活が早いです。

それでいて2018年末の下落幅は、情報技術よりかなり穏やかです。

成長も見込めるし、程々にディフェンシブ。バランスのいい値動きといった感じです。

 

VPU 公益セクター

 公益セクターのETF 「VPU」のデータです

 

■上位銘柄 (2019.01.31)

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なじみもへったくれもないですね。。。

1位のネクステラエナジーはフロリダにある大手電力会社です。他の会社も電力、ガス会社です。

デューク・エナジー、ドミニオン・パワー、サザン・カンパニーは高配当株で有名です。

 

■株価チャート(月足10年)  (2019.02.15)

VPUの月足10年チャートです。

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VPUも12ヶ月移動平均線を突破しました。

2018年始めに大きく下がりましたが、以降は安定しています。

2018年末の株価下落時も、他のセクター程下がりませんでした。

 

各セクターのパフォーマンス比較

最後に各セクターのパフォーマンスを比較しました。

今はどのセクターが好調かをチェックしましょう。

 

■年初来パフォーマンス比較 (2019.01.31)

各セクターの前月と年初来のパフォーマンスです。

比較のために、S&P500と連動するVOOも載せておきます。

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1月はコミュニケーション・サービス、一般消費財・サービスが好調でした。

これらのセクターはいわゆるグロース株が多いです。

 

12月の株価急落の後、力強く反発したというところでしょうか。

生活必需品セクター、ヘルスケアセクター、公益はディフェンシブらしく、程々の上昇率です。

 

セクターの偏りには要注意

1月はコミュニケーション・サービス、一般消費財セクターが急反発しました。

この上昇に乗っかりたくもなりますが、急反発するということは、急下降することもあり得ます。

個別株を選ぶ際はこれらのセクターに偏らないように注意した方がよさそうですね。

 

ヘルスケアや生活必需品のようなディフェンシブなセクターの銘柄も買って、バランスを取っておいた方がいいでしょう。

2018年末のような株価急落が発生したときに、ダメージを和らげてくれるかもしれません。

 

アメリカの個別株を選ぶ際、ついつい自分が知っている企業、好きな企業に投資したくなります。

そうすると、Amazon、Google、Netflixのような値動きが激しい銘柄に偏ってしまう可能性もあります。

 

各セクター別ETFの上位銘柄から知っている企業をピックアップするようにすれば、バランスが取れたポートフォリオができるかもしれません。

セクター別ETFの構成銘柄やパフォーマンスはチェックしておいて損はないでしょう。

単にアメリカでどの企業が強いのか見ているだけでも、面白いですしね。

 

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 こちらは米国 vs 全世界。VTIとVTの最新データを比較した記事です。

 

アメリカのみに投資するインデックスファンドのポートフォリオ、コスト、パフォーマンス比較集です。

 

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