おんつじの資産育成記~投資信託と米国株で楽にお金を育てる

インデックス投資と米国株の記録。流れに身を任せてお金を増やす。

VHT,VDC,VGT,VPU 米国セクター別ETFの最新ポートフォリオと成績は?

(2019.01.05  パフォーマンス、株価チャート更新)

米国株を購入する際、一つ意識しておきたいことがあります。

それはセクター(業種)分散です。

 

セクターによって値動きが大きく異なるからです。

例えば、2018年末はハイテク株が多い情報技術セクターの下落幅が大きかったです。

一方で、公益や生活必需品セクターは弱気相場時の下落は比較的小さいですが、株式市場が好調な時の上昇スピードは緩やかな傾向があります。

保有銘柄のセクターが偏っていると下落相場での損失が大きくなりすぎたり、好景気時も株価が大して上がってくれない等、どっちつかずの結果になりかねません。

 米国株を買う場合は特定のセクターに偏らないように銘柄選定をしておきたいところです。

 

では、どうやって選べば良いのでしょう?

一つの手段として、セクター別ETFの上位銘柄から選ぶ方法があります。

セクター別ETFは業種毎に時価総額の大きい順に株式を組み入れたETFです。セクター別ETFの上位を占める銘柄が、その業種の代表的な企業と考えていいでしょう。

 

ここではバンガード社のセクター別ETFのデータから、各セクターの上位銘柄とパフォーマンスをチェックします。

各セクターのTOP企業はどれか、今はどのセクターの調子が良いのかを見ていきましょう。

 

対象は次のセクター別ETFです。

  • VGT(情報技術)
  • VOX(通信サービス)
  • VCR(一般消費財・サービス)
  • VDC(生活必需品)
  • VHT(ヘルスケア)
  • VPU(公益事業)

このセクターを選んだ理由は私の保有株が属しているセクターだからです。

公益セクター以外は日本でも馴染みのある企業が多く含まれており、これから米国株を始める人にもとっつきやすいはずです。

  

 

VGT(情報技術) 最新データ(2018.11.30)

情報技術セクターのETF 「VGT」のデータです。 

投資銘柄数 321
PER 22.9
PBR 5.8

 

■組入れ上位銘柄

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※()は前回順位

 

現在の世界の株価時価総額1位はマイクロソフトですが、11月末時点のVGTではAppleがまだ首位です。

 

VOX(通信サービス) 最新データ(2018.11.30)

通信サービスセクターのETF 「VOX」のデータです。

投資銘柄数 110
PER 14.9
PBR 2.8

 

■組入れ上位銘柄

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Google,Facebook,Netflix。FANGのうち3つが登場します。GoogleとFacebookで34%を占めます。

VCR(一般消費財・サービス) 最新データ(2018.11.30)

一般消費財・サービスセクターのETF 「VCR」のデータです。

投資銘柄数 330
PER 22.5
PBR 5.1

 

■組入れ上位銘柄

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Amazonが圧倒的首位です。マクドナルドやナイキ、スターバックス、テスラもこのセクターにいます。

 

VDC(生活必需品) 最新データ(2018.11.30)

生活必需品セクターのETF 「VDC」のデータです

投資銘柄数 92
PER 21.0
PBR 4.1

 

■組入れ上位銘柄

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首位はP&Gです。アルトリアがメンソールたばこの規制報道で株価が下落し、7位に落ちました。

8位のウォルグリーン・ブーツは薬局、9位のモンデリーズは食品・飲料会社です。「トライデント」ガムや「ホールズ」を作っています。

10位のコルゲートは歯磨き粉等の日用品を作っている会社です。P&Gの競合です。

 

VHT(ヘルスケア) 最新データ(2018.11.30)

ヘルスケアセクターのETF 「VHT」のデータです。

投資銘柄数 390
PER 31.9
PBR 4.1

 

■組入れ上位銘柄

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Johnson&Johnsonが10%近くを占めていますが、12月にアスベスト問題で株価が急落しています。この比率も下がるでしょう。

ユナイテッド・ヘルスは医療保険の会社ですが、2位のファイザーに迫ってます。

6位のメドトロニックは医療機器の会社。医療機器ではJohnson&Johnsonに次ぐ売上です。

11月はABBV(アッヴィ)の株価が好調で5位に上昇しました。10位にドラッグストアのCVSヘルスが入っています。

 

VPU(公益) 最新データ(2018.11.30)

 公益セクターのETF 「VPU」のデータです

投資銘柄数 71
PER 17.1
PBR 2.0

 

■組入れ上位銘柄

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公益セクターは日本ではなじみのない会社ばかりですね。1位のネクステラエナジーはフロリダにある大手電力会社です。他の会社も電力かガス会社です。

10位にニューヨークに電気・ガスを供給するコン・エジソン社が入りました。

各セクターのパフォーマンス

各セクターの株価騰落率と株価チャート(月足10年間チャート)です。今はどのセクターが好調かをチェックしましょう。

年間パフォーマンス比較(2018.12.31)

各セクターの年間パフォーマンスです。比較のためにS&P500と連動するVOOも載せておきます。

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2018年はヘルスケア、情報技術、公益セクターが前年比プラスの状態で終わりました。

12月はヘルスケアセクターも大きく下げる一方、公益セクターの下げ幅は比較的小さいものでした。ディフェンシブ業種の面目躍如です。

 

VGT(情報技術) 月足10年チャート (2019.1.5時点)

月足のVGT株価チャート。黄色い線が12ヶ月の移動平均線。青は24ヶ月、赤は60ヶ月です。

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VGTは株価が24ヶ月移動平均線を下回りました。

VOX(通信サービス) 月足10年チャート (2019.1.5時点)

月足のVOX株価チャート。

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60ヶ月移動平均線を下回り続けています。今買ってはいけない業種?

VCR(一般消費財・サービス) 月足10年チャート(2019.1.5時点)

月足のVCR株価チャート。

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VCRも24ヶ月移動平均線を下回りました。1月に反発できるか注目。

VDC(生活必需品) 月足10年チャート (2019.1.5時点)

月足のVDC株価チャート。

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VDCは12ヶ月と24カ月の移動平均線が近い位置にあります。全体的に株式市場が好調だった2017年にも株価が大きく上がらなかったためですね。

VHT(ヘルスケア) 月足10年チャート (2019.1.5時点)

月足のVHT株価チャート。

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VHTはまだ24ヶ月移動平均線で踏みとどまっています。1月に反発するなら買いたい。

VPU(公益) 月足10年チャート (2019.1.5時点)

月足のVPU株価チャート。

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11月までは上昇していましたが、12月に失速。1月5日の今は24ヶ月移動平均線の近くに落ちました。12ヶ月移動平均線も下向きです。

まとめ

2018年はヘルスケアセクター、公益セクターが好調でした。ただ、ヘルスケアセクターは12月に大きく下がっており、2019年にどのような動きをするか注目ですね。

これから米国株を始める場合は比較的好調なセクターの上位銘柄から、少しずつ買うのがベターだと思います。

この記事が銘柄選びの参考になれば幸いです。

 

 こちらは米国 vs 全世界。VTIとVTの最新データを比較した記事です。

 

アメリカのみに投資するインデックスファンドのポートフォリオ、コスト、パフォーマンス比較集です。

 

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