おんつじの資産育成記~投資信託と米国株で楽にお金を育てる

インデックス投資と米国株の記録。流れに身を任せてお金を増やす。

移動平均線でインデックスファンドの購入タイミングを測れるのか

ボーナス等が入って来て投資する資金に余裕が出てきたとき、インデックス型の投資信託(インデックスファンド)をどのタイミングでスポット購入するのがいいのだろう。

株式取引ではグランビルの法則というものがあります。移動平均線を基準に株の売買タイミングを決める手法です。

これはインデックスファンドの購入タイミングを決めるのにも使えるのでしょうか。

グランビルの法則とは?

グランビルの法則は移動平均線をもとに株の売買タイミングを決める方法です。

移動平均線とは過去の株価の平均価格をグラフ化したもの。例えば25日移動平均線であれば過去25日間の平均株価をプロットしたものです。

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楽天証券のHPより引用

グランビルの法則では株価が移動平均線を突き抜けたり、大きく乖離したタイミングで売買タイミングを決めます。

上の図では「1」~「4」が買いポイント。

・「1」移動平均線が横ばいの時に株価が移動平均線を突き抜けると、そのまま上昇していく可能性が高い。

・「2」「3」 移動平均線が上昇トレンドの時に株価が下がって移動平均線で反発すれば、上昇トレンドが継続する可能性が高い

・「4」 移動平均線を大きく下回ると反発する可能性が高い。

 

「5」~「8」は売りポイントです。

・「5」 移動平均線が上昇トレンドから横這いに転じたとき、株価が移動平均線を下回ると上昇トレンド終了の可能性が高い。

・「6」「7」 移動平均線が下降トレンドの時に株価が上昇しても一時的な反発に終わり、株価が下がる可能性が高い。

「8」 株価が移動平均線を大きく上回ると株価が反落する可能性が高い。

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これはジョンソン&ジョンソンの株価と25日移動平均線です。上昇基調の時は〇を付けた25日移動平均線付近で反発しています。このタイミングで押し目買いをするとよいということになります。

結果論的なところもあります。必ずしもその通りになるわけではないです。
ただ、移動平均線は多くの人が意識して購入タイミングの目安にしているので、結果的にグランビルの法則通りに株価が動きやすいという点はあるのかなと思います。

 

インデックスファンドの購入タイミング決定に使えるのか?

では、インデックスファンドの購入タイミングの決定に使えるのでしょうか。

私は普段は意識する必要はないと思います。インデックス投資は長期で見れば世界の株価が右肩上がりに上昇することを前提とした手法です。

どれだけ移動平均線を上回っても、将来的には更にその価格を上回ることが前提なので、移動平均線での反発なんて狙う必要ないでしょう。それを待っていると投資機会を失います。

なので、普段は意識することなく、毎月一定額を好きなタイミングで買えばいいと思います。

 

ただ、投資できる資金が増えてスポット購入したい時は意識してみてもいいと思います。

株価が高い時に買うより割安の時に買った方が投資効率は良いはずですから。

移動平均線は今の株価が割高か割安かを判断する材料にはなるでしょう。

特に上の図の「4」のポイントのように移動平均線を大きく下回っている時は割安に仕込むチャンスだと思っています。

 

インデックスファンドの移動平均線を見る方法

個別株の移動平均線は証券会社のホームページで作成できますが、投資信託の移動平均線は作成できないパターンが多いと思います。少なくともSBI証券では出来ません。(Yahooファイナンスなら簡易的な移動平均線を見れますけど)

私はインデックスファンドと同じ指数を採用しているETFの移動平均線をチェックしています。

 

よく見ているのは次のETFです。 

 ・楽天・全米株式インデックスファンド・・・VTI

   ・ニッセイ外国株式、eMAXIS Slims先進国 ・・・ iShares MSCI コクサイ ETF

 ・新興国の調子を見たいとき ・・・ VWO

 

eMAXIS Slim米国株式であれば、当然VOOですね。

 

■VTIの25,75,200日移動平均線

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SBI証券の外国株式口座でVTIの移動平均線を引っ張ったものです。左上で日足を選んで、下の〇印の箇所に25,75,200と入れれば、25日、75日、200日の移動平均線を引けます。

ちなみにグランビルの法則は200日移動平均線を用いることを勧めています。

赤色が200日の移動平均線です。

今のVTIは200日移動平均線を下回っているので、スポット購入のチャンスかもしれません。

インデックスは長期の移動平均線で見た方がいい?

200日移動平均線は過去1年間の株価平均価格です。インデックスファンドを積み立てている人は長期投資家ですから1年だと短い気がします。

もっと長期の移動平均線で見る方がいいかもしれません。

 

移動平均線は日足なら25,75,200日が使われることが多いですが、週足なら13,26,52週。月足なら12,24,60ヶ月です。

 

■VTIの月足移動平均線

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これはVTIの月足の移動平均線です。黄色い線が12ヶ月、青い線が24ヶ月、赤い線が60ヶ月の移動平均線。

〇が付いている個所は2008年のリーマンショックから立ち直りつつある時期。2016年のチャイナショック。今年の10,11月の株安時です。

これを見るとリーマンショック時は24ヶ月の移動平均線をはるかに下回っています。2016年のチャイナショックも24ヶ月の移動平均線を下回っています。

最近の株安は24ヶ月の移動平均線で反発していますね。長期で見るとそこまで割安ではないということでしょうか。

 

移動平均線の向きにも注目です。リーマンショック時は移動平均線は下降。チャイナショック時は24ヶ月の移動平均線が横這い気味。それに対して今年の株安は移動平均線は上昇トレンドのままです。

今は焦る局面でもないし、大きく追加投資するタイミングでもないかもしれません。

 

まとめ ~こだわり過ぎると投資機会を逃す

移動平均線の向きがいつ下がるかなんて誰にも分かりません。それをずっと待っていたら投資機会を逃してしまうだけです。先に書いた通り、毎月一定額は投資に回しておいた方が無難です。

臨時の投資資金が増えたらいつまでに追加投資するとか、期限を決めて移動平均線と株価の状態をチェックするのがいいかも。

 

私は株や投資信託を追加購入する際は移動平均線を見て決める時が多いです。

グランビルの法則通りやれば投資効率が上がると確信しているわけではなく、買うタイミングを決めるルールが欲しいからですね。

予め基準を決めておかないと迷って行動に踏み出せない気がするものですから。投資成績に効果があるかはあまり気にしないようにしています。

 

 他の記事の紹介。

VTとVTIのパフォーマンス、ポートフォリオの比較です。アメリカ集中投資か世界分散投資か。どちらが効率が良いのか追いかけたいです。

 こちらは アメリカに投資するインデックスファンドを比較した記事です。 

他に先進国、新興国のインデックスファンドも追いかけています。

 

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