おんつじの資産育成記~投資信託と米国株で楽にお金を育てる

インデックス投資と米国株の記録。流れに身を任せてお金を増やす。

おすすめインデックスファンドを最新データで比較 新興国編

(2018.12.10 パフォーマンス、月足チャートを更新)

将来の成長が期待される新興国。どこに投資したら良いか分からない。あまりお金をかけたくない。そんな時は新興国を投資対象とするインデックス型の投資信託をコツコツ積み立てるのが第一歩だと思います。

ここでは新興国に投資するインデックスファンドのポートフォリオ、コスト、パフォーマンスの最新データを掲載します。

 

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以下の投資信託を対象にしました。全て新興国の株式指数に連動するインデックスファンドファンドです。

・emaxis slim新興国株式インデックス
・ニッセイ新興国株式インデックス
・たわらノーロード 新興国株式
・楽天・新興国株式インデックス(楽天VWO)
・SBI・新興国株式インデックス

 

純資産、実質コスト ~eMAXIS Slimが圧倒。ニッセイ、SBIは対抗できるか~

まずは純資産と実質コストの比較です。

純資産が少ないとファンドの運営が苦しくなって繰り上げ償還されるリスクがあります。

実質コストはファンドの運営に必要な年間コストです。新興国株式型のインデックスファンドのコストは先進国株式型より高めです。できるだけ低コストのファンドを選びたいところです。

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 純資産、実質コストともに「eMAXIS Slim新興国株式」の独壇場です。

SBI・新興国株式の純資産が10億円を突破しました。

「ニッセイ新興国株式」と「SBI・新興国株式」はまだ第1期の運用報告書が発行されておらず、実質コストが分かりません。ニッセイとSBIの実質コストの発表で今後の状況も変わるでしょう。

特に「SBI・新興国株式」は信託報酬が最安値。実質コストに要注目です。

 

最新ポートフォリオ

今回取り上げたファンドは採用指数が異なります。

 

◇MSCIエマージング・マーケット・インデックス

 ・emaxis slim新興国株式インデックス
 ・ニッセイ新興国株式インデックス
 ・たわらノーロード 新興国株式

 

◇FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス

 ・楽天・新興国株式インデックス(楽天VWO)

 

◇FTSEエマージング・インデックス

 ・SBI・新興国株式インデックス

 

大まかな違いは次のようになります。

・MSCIエマージングには韓国が含まれる。FTSEエマージングには韓国は含まれない。

・FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップには小型株が含まれる。

 

なお、「楽天・新興国株式インデックス」はバンガード社のETFである「VWO」を買い付けるファンドです。

同じように「SBI・新興国株式インデックス」もチャールズ・シュワブ社の「シュワブ エマージング・マーケッツ エクイティETF(SCHE)」を買い付けるファンドです。

 

ここでは「MSCIエマージング・インデックス」「FTSEエマージング・インデックス」「VWO」の最新ポートフォリオを見ていきます。

MSCIエマージング・インデックスは同じ指数を採用している「iShares MSCI Emerging Markets ETF」のデータを使っています。

投資対象国・地域の比率

MSCIエマージング  (2018.12.07)

MSCIエマージングの投資対象国は以下の24ヵ国です。

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上位10ヵ国の比率です。

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中国、韓国、台湾の東アジアで過半数を占めるのが特徴です。

12月に入ってタイがマレーシアを追い抜きました。

 

FTSEエマージング  (2018.11.30)

SBI・新興国株式の採用指数であるFTSEエマージングの投資対象国は以下の23ヵ国です。MSCIエマージングから韓国が抜けただけです。

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上位10ヵ国の比率です。

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 韓国が抜けるので東アジアの比率がMSCIエマージングより小さいです。それでも中国、台湾で45%を占めます。

VWO(2018.10.31)

VWOの投資対象国はFTSEエマージングの23ヵ国と同じです。

上位10ヵ国の比率を見てみます。

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中国、台湾で45%を占めるのはFTSEエマージングと同じです。

新興国のインデックスファンドはこの2つの地域の株価に大きく左右されます。

上位10銘柄

組入銘柄のTOP10を掲載します。

MSCIエマージング  (2018.12.07)

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殆ど中国企業ですね。韓国のサムスン電子は11月は2位でしたが、4位に落ちています。

FTSEエマージング  (2018.11.30)

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FTSEエマージングは韓国が無いので、サムスン電子は入りません。

9位にインドの「リライアンス・インダストリーズ」というコングロマリット企業が入りました。石油、小売り、バイオ等、色々やっている会社のようです。

それ以外はMSCIエマージングとほぼ同じです。

VWO(2018.10.31)

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VWOにはペトロブラスというブラジルの石油会社が7位に入っていました。

 

パフォーマンス

年間パフォーマンス比較(2018.11.30)

 パフォーマンスを比較します。採用指数による違いはあるのでしょうか。

比較のために米国のみに投資する「楽天・全米株式インデックスファンド」と世界中に投資する「楽天・全世界株式インデックスファンド」も載せておきます。

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おお~。11月は新興国が好調でした。

わずかにMSCIエマージングをベンチマークとするファンドの方がパフォーマンスが良かったようです。

 このまま盛り返してほしいですが、今のアメリカと中国の状況を見ると厳しいでしょうか。

月足チャート(2018.12.10)

MSCIエマージングを指数とする「iShares MSCI Emerging Markets ETF」と「VWO」の月足10年チャートを載せます。

黄色い線が12ヶ月の移動平均線。青は24ヶ月、赤は60ヶ月です。

■MSCIエマージング(iShares MSCI Emerging Markets ETF)

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■VWO

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全然右肩上がりでないですね。60ヶ月の移動平均線が横ばいです。5年間株価が上がっていないということです。新興国投資は辛抱強さが大事?

 

月次資金流出入額(2018.10.31) ~eMAXIS Slimの独壇場~

最後に各ファンドの人気を示す月次資金流出入額を見ておきます。

◆eMAXIS Slim新興国株式

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◆ニッセイ新興国株式

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◆たわらノーロード新興国株式

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◆楽天・新興国株式

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◆SBI・新興国株式

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10月はeMAXIS Slim新興国株式だけ10億円以上の金額が流入しています。他は良くても1~2億円なので、かなりの差がついていますね。

特に楽天VWOは実質コストが高かったせいか資金流入が減ってます。

 

まとめ

低調な状態が続く新興国ですが、11月は珍しく好調でした。このまま上昇してくれるのでしょうか。

インドや中国は将来的にはアメリカのGDPを追い抜くと予想されていますし、今のうちに買っておけば、いつかは利益を出してくれるかもしれません。

ただ、月足チャートを見れば分かりますが、なかなか右肩上がりに上昇するとはいかず、我慢の時が続くと思います。

 

新興国型のインデックスファンドでは「eMAXIS Slim新興国」が圧倒的な人気ですね。

私はFTSEエマージングの方が好みなので、「SBI・新興国株式インデックス」を積み立てています。

まだ実質コストが発表されていないですが、eMAXIS Slim並みのコストになれば、もう少し人気が出る気がします。

  

関連記事の紹介です。

世界経済の中心であるアメリカのみに投資するインデックスファンドのポートフォリオ、コスト、パフォーマンスを比較しています。

 

先進国株式型のインデックスファンドの最新データはこちらで掲載しています。

アメリカのみに投資するVTI、世界に投資するVTの最新データは以下の記事に掲載しています。 

 

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