おんつじの資産育成記~投資信託と米国株で楽にお金を育てる

流れに身を任せていたら外資系のIT企業で働いていました。そんな私が投資とか趣味について書き連ねる日記です。インデックス投資と米国株がメインです。

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投資信託の実質コストを計算してみる~楽天・全世界株式のコストについて思うこと~

昨日「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(楽天VTI)と「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」(楽天VT)の運用報告書が来ました。「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の実質コストが高かったらしく、話題になっているようです。

ところで投資信託の実質コストってどうやって調べるんでしょうね。

 

インデックスファンドの手数料

私はSBI証券を使っています。各投資信託を見ていると必要な手数料として信託報酬、信託財産保留額が記載されています。実際にはこれ以外にも運用コストが発生します。この実質コスト、色々なブロガーの方が調べて乗せてくれるので、私はそれを見ていました。自分で計算したことなかったんです。

生来のめんどくさがりなものでして。。

ですが、今回は自分の持っている投信がどんなものか気になったので調べてみました。

 

投資信託の実質コストの調べ方

話題の楽天・全世界株式インデックスファンドで見てみました。

まず交付目論見書を見ます

運用報告書に実質コストは乗っていますが、まずは交付目論見書を見てみます。投資信託の説明書です。買うときに見るはずですが、読み飛ばしている私。。。

大体最後の方に手数料が書いてあります。

こんな感じです。 

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信託報酬は0.1296%です。安いです。下に投資対象とする投資信託証券における報酬が年0.1%程度とあります。

楽天VTは米国ETFのVTを買い付けるファンドです。 このVTの信託報酬0.1%が加算されるので、実質負担は合計0.2296%とのことです。それでも安い。

次に実質コストを見ます。

運用報告書の実質コストを見てみます。

これは1万口あたりの費用です。

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基準価格の0.304%である31円がコストです。この時点で目論見書より高い。詳しい人はここで幻滅するんでしょうね。

年間の運用コストに直しましょう

運用報告書の表紙に対象期間が書いてあります。

楽天全世界株式は2017年9月29日~2018年7月17日です。291日間(Excelで引き算しましょう)です。

あ、0.304%は291日間のコストなんですね。年間では~

    0.304×395÷291=0.381%

これが実質コストですかね。

目論見書と見比べてみましょう

もう一度目論見書と見比べてみましょう。運用報告書には「投資対象とする投資信託証券における報酬」の年0.1%程度が載っていないです。

ということは

  0.381%+0.1%=0.481%

が実質コストになるんでしょうか。

楽天・全世界株式の実質コストは高い?

実質負担0.2296%と歌っていたのが0.5%近くになるので、がっかりなのは間違いないのでしょうね。ですが、この投信のいいところはVTを手数料なしで少額で買えるということにあると思います。

VTを直接買おうとすると外国株と同じ手数料がかかります。SBI証券の米国株の手数料は『購入金額の0.45%』ただし『下限は5ドル、上限は20ドル』です。買うたびにこれだけの手数料がかかるので、毎月の少額の積み立てには向かないです。どかんと大きめの金額で買わないと。

こんなことを気にせずに気軽に少額でVTを買えるのだから、「いきなり大きな金額の投資は無理だけど、こつこつ積み立てていきたい」という人には良い商品なのかなと思っています。

もちろん実質コストが減ることを祈っていますけど。

問題はVTを買う魅力があるかでは、、、

実質コストより楽天・全世界株式ってそんなに買う意味あるのかって方が関心があります。

VTは米国株が約54%しかなく、最近調子が悪い新興国が結構含まれています。現在は米国以外の国が足を引っ張る状態で米国株だけで構成されるVTIやVOOより遥かにパフォーマンスが低いです。

それでも米国に一極集中するのは抵抗がある、国際分散投資したいという人にVTは人気で、それを円建てで手数料なしで買える楽天・全世界株式インデックスファンドは歓迎されたのだと思います。

でも、楽天・全世界株式インデックスファンドみたいなことって他のファンドを組み合わせればできちゃいますね。eMAXIS SlimやニッセイAMの先進国株式、TOPIXと連動するファンド、新興国が欲しければeMAXIS SlimやSBI・新興国株式インデックス・ファンドもありますし。米国株、日本株、新興国株の比率を自分で決めたい場合はこれらを組み合わせる方に切り替えるっていう手もあるのかと思います。

逆に楽天全米株式インデックスファンドはまだ代えが効かない商品かなと思います。S&P500と連動するものはありますけど、VTIと同じ範囲をカバーする投信はまだないですし。楽天全米株式インデックスファンドの実質コストが0.5%でも迷わず積み立てます。

こんなこと言っておきながら私は楽天・全世界株式インデックスファンドを絶賛積み立て中です。切り替えた方がいいかな?

こういうの考えるのも楽しいんですけどね。

 

米国株の手数料に触れた記事です

www.ontsuji.net

 

私の保有している投資信託の記事です。

www.ontsuji.net

 

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くりっく頂けると嬉しいです。

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