おんつじの資産育成記~投資信託と米国株で楽にお金を育てる

インデックス投資と米国株の記録。流れに身を任せてお金を増やす。

SBI証券 米国株式・ETF定期買付サービスはどう使う?手数料に注意

「毎月の給料でAmazon株に投資するんだ。個別株リスク?そんなの知るか!」

「いやいや。毎月積立なら、VTIやVTみたいなETFが王道でしょ?」

 

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そんな人たちの役に立ちそうなサービスが、SBI証券の

米国株式・ETF定期買付サービス』。

 

その名の通り、米国の個別株やETFを定期的に自動購入できるサービスです。

 

果たして便利なサービスなのでしょうか? 

手間を省けることには間違いありませんが、利用する人を選びそうです。

 

「日付と曜日指定」、「株数と金額指定」での定期購入が可能

早速ですが、実際の使い方を簡単に見てみましょう。

 

次のような画面で、SBI証券で取り扱っている米国株、ETFを自動的に購入するように設定します。

 

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買付日は毎月の日付、もしくは曜日での指定が可能です。

 

複数日指定することもできますし、曜日指定もできます。

 

「毎月5日と20日にVTIを購入するぞ」

「毎週水曜日にAmazon株を購入しよう」

 

こんな感じで購入日の設定ができます。

 

それにしても、個別株を毎月決まった日に購入する人がどれだけいるんでしょうね。。。VTIやVOOのようなETFであれば、分かりますけど。

 

購入単位は株数か金額で指定します。

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金額で指定できるのはいいですね。

インデックスファンドのように、株価が高いときは少ない株数、株価が低いときに多めの株数を買うことができます。

 

これだけ設定すれば、毎月好きな米国株やETFを自動的に購入してくれます。

お手軽に積み立て投資ができます。

 

米国株の購入手数料に要注意

ここで気をつけたいのは、米国株の購入手数料です。

SBI証券では、米国株の購入時に次の手数料が必要になります。

  • 約定代金の0.45%(税込0.486%)
  • 最低手数料:5ドル(税込5.4ドル)
  • 上限手数料:20ドル(税込21.6ドル)

 

購入金額の0.45%が必要です。

さらに最低手数料が5ドルです。少額で購入すると手数料が0.45%を大きく超過する場合があります。

 

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SBI証券のWebページに載っていた上の絵のように、

「VTを月に2回、20,000円ずつ買うぞ~♪」

と考えたとします。

 

この場合、1ドル=110円とすると、20,000円は約182ドルです。

この0.45%は5ドルに満たないので、最低手数料の5ドルを払う必要があります。

購入手数料は約2.7%です。

2.7%も株価が上昇しないと、元手が取れないです。

かなり高い。この絵の例をマネしてはいけないです。

 

購入手数料を0.45%に収めるには、1,111ドル以上で購入する必要があります。12万~13万円ですね。

1度にこれだけ買わないと、手数料負けしてしまいます。

 

この時点で利用者を選ぶサービスだなと感じます。

毎月、まとまったお金(最低でも10万円以上)を投資に回せる人でないと、使えないサービスだと思いました。

 

このサービスで何を買うのか?

このサービスを使うとしたら、何を買うのが良いのでしょうか?

少し考えてみました。

 

まず、個別株は無しだと思います。

前述のとおり、1銘柄あたり10万円以上購入しないと手数料負けしてしまいます。

毎月複数の銘柄を分散購入するとしたら、相当な資金が必要になってしまいます。

個別株を1~2名柄だけ定期購入するのも、リスク高すぎますしね。

 

となると、残る選択肢はETFです。

ETFであれば勝手に複数の株式に分散投資できるので、リスクも抑えられます。

ETFで真っ先に思いつくのは、アメリカのほぼ全ての株式に投資できる『VTI』、S&P500と連動する『VOO』あたりです。

 

これらは、右肩上がりに成長を続けるアメリカの株式市場全体に投資できることから、積み立て投資には鉄板のETFです。

このサービスを使うなら、VTIやVOOを買うのが正解だと思います。

 

悩みどころは、同じ値動きをするインデックスファンドで代替できることですね。

VTIは『楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)』、VOOは『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)インデックスファンド』を買えば、ほぼ同じ結果を得られてしまいます。

しかも、これらのインデックスファンドは購入手数料がかかりませんから、こちらの方がお得かもしれません。

 

じゃあ、このサービスは役に立たないってこと?

 

と言いたくなりますが、そんなことも無いと思います。

 

本家のVTIやVOOは、日本のインデックスファンドより遥かに運用規模が大きいです。楽天VTIが300億円に対し、本家のVTIは1兆円規模です。

日本のインデックスファンドより安定した運用が期待できるので、本家のVTIやVOOの方を好む人もいると思います。

 

それに、アメリカには他にも魅力的なETFが数多くあります。

 

・VDC(生活必需品セクターETF)、VHT(ヘルスケアセクター ETF)のようなセクター別ETF

・連続増配企業に投資するVIG

・高配当株に投資するHDV

・高成長が期待できるNASDAQ市場に投資するQQQ

 

等、細かなニーズに応えるETFが揃っています。

 

こういった日本のインデックスファンドでは投資できないETFを定額購入したい場合には、役に立つサービスだと思います。

 

だいぶマニアックですけどね。

米国株投資に詳しい人でないと、使えないサービスのような気がしてきました。

  

まとめ~玄人向けのサービス?少額投資したい人はインデックスファンドを。

『米国株式・ETF定期買付サービス』はよく考えずに使ってしまうと、必要以上の手数料を取られるので注意が必要です(それが狙いかもしれませんけど、、)。

1つの銘柄購入に12万円以上をかけないと、手数料負けしてしまいます。

 

それより低い金額で積立投資をしたいのであれば、 「楽天VTI」や「eMAXIS Slim米国株式」のようなインデックスファンドで自動積立をした方が楽ですし、コストメリットがあります。

 

この『米国株式・ETF定期買付サービス』は

 ・一度に多くの金額を投資できる人

 ・インデックスファンドよりETFにメリットがあると考えている人

そんな人に向けられたサービスだと思います。

 

米国株に初めて投資する人が使うサービスではないでしょう。

ある程度の経験をした人が、

「私はこのETFを毎月買い続けるんだ!」

と思えるようなETFを見つけた場合に、利用価値ができるサービスなのではと思いました。

 

他の記事の紹介です。

 米国のセクター別ETFをこのサービスで自動積立するのも面白いかもしれません。セクター別ETFのポートフォリオ、パフォーマンスを掲載しています。


楽天VTIやeMAXIS Slim米国株式といったインデックスファンドでも簡単に積み立て投資が出来ます。


 

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