おんつじの資産育成記~投資信託と米国株で楽にお金を育てる

インデックス投資と米国株の記録。流れに身を任せてお金を増やす。

楽天・全世界株式を売却した理由 株安を投資信託乗り換えの好機に

世界中の株式に投資可能な楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)。

最近の株安で含み損になっている人も多いのではないでしょうか。

私も楽天VTを積み立てていましたが、2018年10月に含み損となった時に売却しました。

楽天VTの投資効率に疑問を持ったこと、そして含み損になった時こそが他のファンドへの乗り換えのチャンスだと考えたからです。

 

楽天VTを売却したのは投資効率が悪いと考えたため

私が楽天・全世界株式(楽天VT)を売却した理由は、楽天VTを持つことで投資が難しくなると考えたからです。

 

楽天・全世界株式(楽天VT)は世界的に有名なバンガード社のETFであるVTを購入手数料無しで積み立て可能としたインデックスファンドです。

これ一本で世界40ヵ国、8100程度の銘柄に分散投資することができます。

一見すると素晴らしいインデックスファンドに思えますが、VTのパフォーマンス自体はそれほど良くないです。

■VTとVTIのチャート

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VTとアメリカのみに投資するVTIの過去10年間のチャートです。青色がVTです。

過去10年間では世界中に投資するより、アメリカのみに投資した方が好パフォーマンスです。

 

このパフォーマンスの原因はVTの投資対象国の内訳にあります。

 ■VTの国別比率(2018年11月末時点)

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過去10年で最も株式市場が好調だったアメリカの比率が半分程度にとどまっているため、他国の株価がアメリカの株価上昇を押さえつけてしまいます。

 

アメリカと他国の株価の推移を比較するとはっきりします。

 ■VTI,VGK,VWOのチャート

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これはアメリカのみに投資するVTI(青色)と、ヨーロッパに投資するETFであるVGK(赤色)、新興国に投資するETF VWO(黄色)のチャートです。

アメリカははっきりと上昇傾向を示していますが、ヨーロッパや新興国はすんなり右肩上がりといきません。VTのパフォーマンスを押し下げる要因になっています。

 

これを見て「アメリカだけに投資した方が良い」と結論づけるつもりはありません。

過去10年はこのような結果だったとしても、将来はアメリカ以外の国が力強い上昇を見せるかもしれません。

将来に期待してアメリカ以外の国にも分散投資しておいた方がいいとは考えています。

ただ、VTはアメリカ以外の比率が45%を占めます。

「現在は不調だけど、将来期待する国の比率を45%にしておこう」

というのは、少しポジティブすぎるのではないかと思いました。

今後、どの国の株式が強くなるのかは誰にも分かりません。であれば、現時点で実績があるアメリカの比率を高く保っておいた方がいいと考えています。

 

また、アメリカ以外の国の比率にも疑問を持ちました。

VTの比率2位は日本。これから高齢化社会を迎える日本は力強い成長を見せてくれるだろうか?

3位はイギリス。EU離脱後の経済成長はどうなるのか不透明。

5位の中国。米中貿易摩擦の行方は如何に?

と言うように、何だか心配な国が上位を占めているのが気がかりです。

 

VTは株価の時価総額で組み入れ比率が決まるので、このような順位になるのは仕方ないことは理解しています。

ただ、それと同時に

「今の株価時価総額が高いからって、将来成長するわけでもないよね。。」

と思ってしまいました。

 

こういう事を考えているうち、

「実績あるアメリカの比率をもっと高くしたい」

「日本や中国の比率はもっと低くしたい」

と思うようになりました。

 

楽天VTではこれを実現することが難しかったのが売却の理由です。

投資対象の国の比率をもう少し調整したくなったからですね。

 

ちなみに、今購入している投資信託はこのような感じです。

(これ以外にもETFや個別株を持っていますが)

 

①ニッセイ外国株式インデックス・・・米国中心とした先進国への投資

②楽天VTI・・・米国のみへの投資

③SBI・新興国株式インデックス・・・新興国への投資

④コモンズ30・・・日本株への投資

 

①と②でアメリカの株式比率を70%以上になるようにしています。

新興国と日本への投資はVTより少ない比率にしています。

 

含み損を抱えた時は投資信託乗り換えのチャンス

こんなことを考えて楽天VTの売却を決意したわけですが、私は利益を出しているうちは売却せず、2018年10月の株安時に含み損となった時に売却しました。

 

株式や投資信託は利益が出ているうちに売却すると、売却益の約20%が所得税で取られてしまうためです。

仮に10万円の利益が出ている状態で売却すると、約2万円損してしまいます。

 

利益がある状態での売却を頻繁に行うと、税金が抜かれる分だけ将来の利益が小さくなってしまう恐れがあります。

ですが、含み損を抱えている状態での売却はこのような心配をする必要がありません。

含み損を抱えた時こそ、インデックスファンドの乗り換えチャンスだと思って売却しました。

 

そう思うと最近の株安も悪いことばかりではありません。

投資を始めるとき「習うより慣れろ」的な感じで、何となく投資先を選んでしまった方もいると思います。

そして、投資を続けながら色々と調べているうちに、自分に合った別のインデックスファンドやETFが見つかる場合もあるでしょう。

今の株安時に新しい投資先に乗り換えることで、自分の理想とする投資スタイルに近づけるかもしれません。

 

 大事なことは、売却資金を計画的に次のインデックスファンドやETFに投入することです。いつまでも現金のまま保有していると、株価が上昇した時の利益を得られませんからね。

計画を練らないまま売却するのは狼狽売りに近いものがあると思います。

売却する際は次の計画をしっかりと練ったうえで実行したいものです(⇒自分に言い聞かせています)。

 

 

他の記事の紹介です。

私のメインの投資先の一つである楽天VTIについてまとめた記事です。


米国や先進国の投資信託の比較記事です。随時更新しています。

 

www.ontsuji.net

 

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