おんつじの資産育成記~投資信託と米国株で楽にお金を育てる

インデックス投資と米国株の記録。流れに身を任せてお金を増やす。

Nestle、ノバルティス、ロシュに投資できるUBS ETFスイス株

UBS ETFスイス株をご存知でしょうか。その名の通りスイスの企業の株価と連動するETFです。東京証券取引所に上場されています。

マイナーなETFだと思いますが、これを買うことで世界最大の食品・飲料会社である『Nestle(ネスレ)』、世界有数の製薬会社である『ノバルティスファーマ』と『ロシュ』に投資ができます。

ピンポイントで好奇心を突いてくるETFです。

 

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Nestle、ノバルティス、ロシュ。優良なスイス企業に簡単に投資できる

今、世界の株式の時価総額上位は殆どがアメリカ企業ですが、アメリカ以外で健闘しているのが先に挙げたスイスの企業、「Nestle」「ノバルティスファーマ」「ロシュ」です。何れも時価総額TOP50に入っています。

 

ちなみに「ロシュ」は製薬会社の中で2017年の売上高が1位、「ノバルティスファーマ」は3位と紛れもなく世界TOPの企業です。

人口840万人という小さな国に、これだけの企業が幾つもあるってすごいですね。

 

個別株投資を行っている人の中にはこの3社の株を買いたい人もいるのではないでしょうか。

ただ、スイス株を取り扱っている証券会社は少ないです。

私が使っているSBI証券では買えません。最近話題の「サクソバンク証券」では買えますが、わざわざ新しく口座を開設するのはめんどくさい。

そんな場合は「UBS ETFスイス株」を選択肢に入れてもいいと思います。

 

UBS ETFスイス株は「MSCI スイス 20/35 インデックス」に連動するETFです。

「ETFじゃ分散されて個別の比率は薄まるでしょ?」と突っこみたくなりますが、意外とそうでもありません。

UBS ETFスイス株の組入れ上位銘柄を見てみます。

 

■UBS ETFスイス株 上位10銘柄

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なんと「Nestle」「ノバルティス」「ロシュ」の3社で55%を占めます。

そうなんです。UBS ETFスイスはリスクの分散性という点では非常に疑わしいETFです。

ですが、「Nestle」「ノバルティス」「ロシュ」が欲しいという人にとっては、むしろ好都合でしょう。購入した資金の半分がこの3社に投資されますから。

残り半分も「チューリッヒ保険」や「ABB」のように世界中で事業を展開している企業が多く、決して悪くはないと思います。

 

UBS ETFスイスはディフェンシブ、高配当、低コスト

「Nestle」「ノバルティス」「ロシュ」の比率が大きいので当然かもしれませんが、UBS ETFスイスは比較的ディフェンシブな業種が多いです。

■UBS ETFスイス 業種別比率(%)

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UBS ETFスイス株ファクトシートより

ヘルスケアと生活必需品セクターで60%を占めます。

それが理由か分かりませんが、配当利回りは3.16%と高めです。株価が上がらなくても分配金に期待できます。分配金は2月と8月にもらえます。

年間総経費率は0.20%と比較的低コストです。eMAXIS Slimシリーズのような低コストなインデックス型の投資信託と同程度です。

 

スイスの株式指数はヨーロッパより好調

最近のスイスの株価指数は他のヨーロッパ同様不調です。

それでも他のヨーロッパ諸国と比べると良いパフォーマンスを示しています。

 

 ■EWLとVGKの5年チャート

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 赤色のグラフは「iShares MSCI Switzerland ETF (EWL)」のチャートです。

UBS ETFスイスと同じように「MSCI スイス 20/50 インデックス」に連動するETFです。

青はVGK。ヨーロッパの株式指数に連動するETFです。

過去5年で見るとスイスの方が良好。今年10月の株価下落時もスイスの下落幅は小さかったです。ディフェンシブな業種が多いせいでしょうか。

 

まとめ~アメリカ以外の国に分散投資したくなった時の選択肢に使いたい

 ・「Nestle」「ノバルティス」「ロシュ」といった優秀な企業に投資できる

・ディフェンシブな業種が多く、株安時の下落幅を抑えられるかもしれない

・株価が上がらなくても年間3%の分配金が出る

 

これらを考慮すると、「UBS ETF スイス」は悪くないETFだと思います。

 

ただ、 メインの投資先にするべきではないでしょう。他のヨーロッパ諸国同様、最近は株価がなかなか上がりません。これだけ持っていても利益が増えない状況がしばらく続くかもしれませんね。

 

このETFは米国株をメインに投資している人が、他国の株式も持っておきたいとなった時に使えるものと思います。

ディフェンシブな銘柄が多い点や高配当であることを考慮するとリスクの分散先としては案外優れているのはないでしょうか。

 

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